今日は暑かった。家でお仕事をしていて「なんか暑いな~」って思いました。そして温度計をチラリ。
なんと33度にもなっていました。
気温って徐々に上がると気づきにくいものですね。
デザインも徐々に変化を与えて……とはいきません。
情報に溢れる毎日の生活の中で、
いかにサッと相手に気づいてもらえるか、
見てもらえるか
読んでもらえるか
注目してもらえるか
が勝負ですね!

今回は、注目してもらうにはしてもらうけれど、注目を集めたい箇所を見てもらいやすくするための工夫をおつたえしていきます♪
注目のヒントは、枠!
早速、結論からお伝えします!
注目を集めるためには、「枠」が使えます。
というより、枠で注目してもらいたい箇所を囲むことです。
内容が簡単すぎて、この先を読みたくなくなるかもしれませんね…
(でも、読み進めてもらえたらとっても喜びます。嬉しいです)
どういうものか、画像で見ていきたいと思います。

上でお伝えした「枠」というのは、画像の白い枠のことです。
枠があると、自然にその枠内に視線を集めやすくなるといわれています。
ちなみに、枠が太いとよりその効果を感じてもらえるのではないでしょうか↓

いかがでしょう?
あなたがパット見たときに、枠の内側へ自然と目がいってませんか?
あんまり感じないな…って思ったあなたには、こちらの画像もみていただきたい↓

文字より先に写真に目が留まりませんか?
ちなみに、太い枠は、太い文字やゴシック体のようなドンと強い印象のある文字と相性がいいものが多いです。
色々な枠の使い方があります
ここまで紹介させてもらった画像は、主にデザイン全体に枠を配置したものでした。
ここからは、こんな使い方もあるんだ!というような枠の使われ方をご紹介していこうと思います。

みたところ、目にする機会がありそうなデザインかもしれません。
ただ、「新年限定キャンペーン~」の文字たちより、まずは枠内の「POINT UP CAMPAIGN」や「3」の文字に目が向けられませんか?
また、枠の白色も青背景に映えるので、いっそう視線を集めやすいデザインになっています。

この枠の使い方は素敵だなと、個人的に感動しています。
「人の顔」はただでさえ視線を集めるのですが、それに加えて枠が使われています。
「人の顔」+枠によって、まず中央の女性の枠内に目がひかれやすいです。
そして、特に左右の枠は、人の顔はないものの最初に目に入った枠と関連のあるものとして目に入りやすいです。
また、枠は大きく回転しています。
これによって、全体に動きも生まれるので、シンプルでありながらも面白みのある、ワクワクした気持ちを呼び起こしてくれるようなデザインに仕上がっています。
枠がデザインの一部にならないように注意
ただ、枠を使うとき、ぜひ気を付けていただきたいことがあります。
それは、「枠」が全体のデザインの一部にならないようにするということ。
どういうことかというと…↓

例えば、ことらのおいしそうなデザインの枠は、全体と一体化してますよね。
(決してこのデザインがよくないと言っているわけではありませんし、きっとこの中での枠の意図は今回のブログ内容のものと違うものだと思います。単なる一例としてみていただけると嬉しいです)
食欲を刺激するお料理たちを載せたデザイン。
枠だけをみてみると、枠は、お料理の写真の背景に溶け込み、デザインの一部としてなじんでいます。
視線を集めるために枠を使う場合は、できるだけ「枠」と「枠以外のデザイン」が分かれて見えるように枠を作ることがポイントです。
私だったらこうしたい…
最後に、番外編で、私だったらこのデザインはこんな風に枠を入れたい!と勝手にアレンジしたものを一つ紹介させてもらいますね。
(決して元デザインがよくないというわけではありません)

こちらのかっこいいデザイン。
私だったら、「2日だけで起業家になれるんだよ」ってことをもっと伝えたいので、こんな感じに変えてみました↓

いかがでしょう?
枠をプラスしただけで、「わずか2日で起業家へ」にサッと視線が移動しませんか?
あなたの視線を集めるデザインになれていたら嬉しいなと思います。
今回もここまで読んでくださって、ありがとうございます。
私は、デザインは基本てきなものやコツを知っていればある程度わかりやすいもの・伝わりやすいものにできると思っています。
もちろんセンスは必要な場面もあるとは思いますが、いったん、センスで考えるということは卒業です!
これからも、ちょこちょこと伝わりやすいデザインの基本やコツについてお話させてもらいますので、よかったらまたのぞきに来てくださいね。
抹本
このブログは個人的な研究や視点・観点をもとに執筆しています。
したがって、読者さんのデザインや広告内容の売上等を確実にアップさせるというものではありません。
あくまでこんな工夫があるんだなという観点でよんでいただけると嬉しいです。
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